結婚式を華やかに!「ブライズメイド」の役割とは?
結婚式を華やかに!「ブライズメイド」の役割とは?
皆さんは「ブライズメイド」の存在をご存知ですか?
ブライズメイドとは、結婚式でお揃いのドレスを着て花嫁のサポート役をする女性たちのことを指します。
元々は中世のヨーロッパが起源で、花嫁に憑りつこうとする悪魔から花嫁を守るために、花嫁と同じようなドレスを着た女性が付き添い、悪魔の眼を惑わし花嫁を守った伝説が由来だそう。
アメリカやヨーロッパで一般的だったブライズメイドですが、近年日本でもその名が知られてきています。
どんな人に頼む?
ブライズメイドは、友人・姉妹・親族の中から花嫁が選任します。
基本的には独身女性から選ばれ、その人数は2~5名程度である場合が多いのですが、明確な決まりは定まっていません。
ブライズメイド同士は結婚式当日まで打ち合せを進めていく必要があります。
ブライズメイドが皆仲の良い者同士であれば問題ありませんが、初対面の集まりとなる場合、花嫁は全員が集まる機会を設ける等の配慮をしてあげると良いでしょう。
いつ頼む?
ブライズメイドを頼む時期は早ければ早いほど良いでしょう。
後にご紹介しますが、ブライズメイドは当日までに準備すべきことが多々あります。
ブライズメイド同士が日程を合わせて話し合う機会が必要な場合が多いので、どれだけ遅くとも3ヵ月前までにはお願いをしておきましょう。
どうやって頼む?
海外ではブライズメイドをお願いする時に「ブライズメイドボックス」というものを渡します。
ブライズメイドボックスは一つの箱に様々なプレゼントを詰めたもので、ブライズメイドの人数分用意し全員にお揃いのギフトを贈るというものです。
海外では[私のブライズメイドになってくれませんか?]と書かれたメッセージカードを同封し、お願いをする時に渡すのが一般的です。
しかし、日本ではブライズメイドがまだ浸透していないので躊躇してしまう人もいるかもしれません。
相手が断りにくくなってしまわないよう、OKをもらった後に渡した方が良いかもしれませんね。
また「〇〇だからどうしてもあなたにお願いしたい」といったように、理由も伝えてあげると良いでしょう。
ブライズメイドにはどんな役割がある?
1.受付
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基本的な役割は、ゲストへの挨拶、芳名帳の記帳のお願い、ご祝儀のお預かり、お車代等のお渡し、席の案内などがあります。 2.余興
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盛り上がる余興の鉄板は、ダンス、クイズ、ムービー上映、演奏などです。
挑戦しやすく、盛り上がりやすい余興で、結婚式の楽しい思い出を増やしましょう。 3.ブライダルシャワー
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結婚式の2ヶ月前~2週間前頃にブライズメイドが企画し、レストランや自宅で開催します。
基本的に参加者は女性のみとされ、参加者が持ち寄ったプレゼントを花嫁がその場で順番に開けていくのが恒例です。
ガールズトークに花を咲かせ、結婚式当日までにゲスト同士の絆も深めましょう。 4.二次会の幹事
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新郎新婦のそれぞれ友人同士が仲良くなるのは二人としても嬉しい事ですし、そこから恋が生まれることも少なくないそう。
そんな重要な会の幹事は新郎新婦たち自身ではなくブライズメイドや友人が担当することが多いです。
二次会での主な役割は出欠確認、会場探し、司会進行、タイムキーパー、映像撮影(カメラ・ビデオ)、会計などです。
ブライズメイドがいる結婚式のメリットは?
お揃いのドレスを着たブライドメイドがいる結婚式はとても華やかですよね。
しかし勿論メリットはそれだけではありません。
これまでご紹介してきたように、ブライズメイドは花嫁の身の回りのお世話をしたり、結婚式の重要な役割を担ったりします。
人生においてとても特別な一日に、花嫁が親しい友人たちの存在をゲスト席よりもずっと身近に感じられるというのは素晴らしいことです。
そしてそれはブライズメイドにしても同じことが言えます。
花嫁のすぐ側で一緒に結婚式を作り上げていく過程で、より一層互いの信頼関係が深まります。きっとお互いにとって一生忘れられない思い出となることでしょう。
ぜひ結婚式に取り入れて特別な一日にしてくださいね。