クラシックコンサートに行くときの服装は?女性向けおすすめスタイルとマナー
◆クラシックコンサートは、日常な時間を味わえる特別な時間です。
そんなクラシックコンサートに行く時は、何を着て行こうか迷ってしまいますね。
ここでは、女性向けにクラシックコンサートに行く時の服装選びと、
意外と知らないマナーや気をつけるポイントについてもご紹介していきます。
きれいめな服装なら問題なし!
◆クラシックと言われると敷居が高く感じますが、実は服装に関して決まりを設けているところはありません。
◆NGとされている服装はなく、平日なら会社帰りに立ち寄る人もしばしば。
オフィスカジュアル位のきれいめな服装をイメージしていけば問題なしです。
ドレスコードも基本はなし
◆特に決まりはないクラシックコンサート。結婚式のようなお呼ばれスタイルだと少し浮いてしまうかもしれません。
ちょっといいレストランに行くくらいのオシャレをイメージしましょう。
◆ただし何かの記念として開催される正装コンサート、いわゆるガラコンサートではドレスコードが指定されており、フォーマルな服装が好ましいです。
イブニングドレスやカクテルドレスなどおよばれスタイルで華やかな装いがおすすめです。
昼間のコンサートやファミリーコンサートではカジュアル派も
◆昼間に行われるコンサートやファミリー向けのコンサートは、カジュアルな服装でクラシックを楽しんでる人も多く、リラックスできる服装で構いません。
ラフな服装で気軽にクラシックが楽しめるのは嬉しいですね。
席によって服装を変えた方がいいの?
◆せっかく行くなら!とS席を取った場合でも服装を変えなければいけないルールはありません。
ただ、いい席の周囲にはVIP席があるケースも。政財界の人や有名人が座っているかもしれません。
きまずさを感じないためにも、ちょっとおしゃれを意識して来場するのがおすすめです。
コーデで気をつけるマナーは”音”や”匂い”
生演奏だからこそ味わえる音の余韻や間。
ホールは音が響きやすい設計になっているため、些細な音も周囲の方が不快に感じることも。
長時間同じ場所に座る空間だからこそ、気配りや配慮が大切になります。
音が出やすい素材の服
◆ポリエステル生地の服やコート、スパンコールのスカートなどはシャカシャカ音が出やすい物もあります。
音が出ないようにじっと動かないように緊張していてはせっかくの音楽も楽しめませんね。
◆特に、コートはかさばり隣の人への迷惑にもなりますので、クロークやコインロッカーに預けるか膝の上に畳んで乗せておきましょう。
背もたれにかけたり床に置く等、配慮に欠ける行為も避けましょう。
アクセサリーやヒールの音
◆アクセサリーも金属同士が重なった音が響く事があります。イヤリングやネックレスなど大ぶりのものをつける時は音も確認しておくと安心です。
◆靴もヒールのゴムがすり減っているとホールではカツカツ音がします。ミュールのパカパカ音にも気をつけましょう。
香水や食べ物の匂い
◆コンサート中は長時間同じ席に座っています。強すぎる化粧品や香水の匂いは座席の近い人にはずっと漂ってしまいます。
◆中にはアレルギーがある人もいるので配慮しましょう。また、タバコの匂いや来場前に食べた食べ物の匂いが服についている可能性も。
匂いは自分でも気づきにくいポイントです。意識しておきましょう。
帽子や高さのあるヘアスタイル
クラシックコンサートの会場やホールは座席に高低差があまりないケースが多いです。
帽子や盛りすぎたヘアスタイルは後ろの人の妨げになるので避けましょう。
おすすめのスタイル
せっかくのコンサート鑑賞。ナーをおさえたら、あとは非日常空間のおしゃれを楽しんで!
ワンピーススタイル
◆キレイめスタイルといえばワンピース。特に決まりはないとはいえ、スカート丈は注意を。膝丈〜ミモレ丈くらいが安心して座れるでしょう。
また、長すぎるロング丈は会場内の階段で踏んでしまう恐れもあるので注意しましょう。
◆また着苦しいボディーコンシャスなワンピースよりもAラインやサックワンピースは、キレイめながらも締め付けがないので着席時間の長いクラシックコンサートにおすすめです。
◆特に艶のある生地のワンピースや、レースデザインのワンピースは、非日常な空間に馴染んだおしゃれを楽しめるでしょう。
パンツスタイル
◆パンツスタイルのスーツもOKです。キレイめなジーンズと合わせたスタイルでも問題ありません。
◆気分を上げて華やかにするなら、トップスにとろみのある生地や、ドレープのあるデザインのものとあわせればキレイめスタイルが簡単に完成します。仕事帰りに立ち寄るなら、アクセサリーを変えたり、インナーを変えるだけでも気分が切り替わり、コンサートを楽しめるでしょう。
セットアップ
◆コンサート用に改めて購入しなくても、手持ちのセットアップでもOKです。
上下同生地のセットアップはきちんと感もあり、着心地もいいものが多くおすすめです。
普段着ている服に、お呼ばれ用のアクセサリーをつけるのはアクセントになり、ちょっとしたおしゃれなスタイルになります。
おすすめカラー
◆ブラック…フォーマルでは格式が高いカラーのブラック。特に夜の時間帯のコンサートなら間違いなしですね。
◆ベージュ…上品にまとめたい時におすすめなカラー。女性らしさが際立ちます。
◆ネイビー…ネイビーのワンピースは他のフォーマルイベントでしか来ていない!なんてことも。着ていくチャンスです。
◆ボルドー…重厚感の出るボルドーはクラシックコンサートの雰囲気にもマッチします。
◆ホワイト…パリッとしたシャツやフリルのついたデザインのものはクラシカルな雰囲気になります。
◆パステルカラー…春先や初夏のコンサートなら、爽やかな装いでおすすめです。
◆くすみカラー…落ち着いた雰囲気のくすみカラーは優しい雰囲気で、幅広い年齢層の方が来場するコンサートでも安心です。
季節・イベント別服装選びのポイント
クラシックコンサートの会場はデリケートな楽器に合わせて温度や湿度が調整されています。服装も調整できるものがあると安心です
初夏〜真夏場の暑い時期
楽器は湿度や温度で響き方が変わってくるので、それに合わせた室温調整になっていることが多いです。
特に夏場は湿度が高く、楽器にとっては大敵です。室温も低めに設定されていることを想定し、ストールやカーディガンを持っていきましょう。
冬場の寒い時期
◆外気が寒くなる冬は、セーターやニットなど着込んで来場されると思います。長時間座っていると暖房で苦しくなってしまったり、汗だくになることも。薄手の長袖やノースリーブニットに、ストールやカーディガンスタイルなど、着込みすぎず調整できる服装が暑いのが苦手な方にはおすすめです。
◆また、もこもこした上着やコートは、脱ぎ着する際に周りの人への迷惑となるのでクロークに預けるか、ホワイエやロビーで脱いでから着席しましょう。
イベントに合わせる
◆クリスマスコンサートやニューイヤーコンサートなど、ガラコンサートではなくてもイベントで開催されるコンサートに来場するならドレスアップや着物もおすすめ。
コンサート前後のお食事や、始まる前のロビーの雰囲気など1日を通しておしゃれを楽しめます。特別感を楽しんで結婚式の二次会に来ていくような服装でもOKです。