ドレスコードにおけるセミフォーマルってどんな服装?
ドレスコードにおけるセミフォーマルってどんな服装?
『ドレスコード』と聞くと難しく感じてしまうことってありませんか?
結婚式やパーティー、またホテルやレストランなど、普段と違ったシーンで指定されたドレスコードに悩む方も多いのではないでしょうか。
ドレスコードといってもフォーマルやスマートカジュアルといった様々な種類がありますが、その中でも例えば『セミフォーマル』とはどういうものでしょうか。
セミフォーマルとはフォーマル(正装)より一つ下の『準礼装』にあたり、結婚式や高級レストラン・ホテルでのパーティーなど意外と関わる機会の多いドレスコートですよね。
しかし『セミフォーマル』と改まって聞くと、実際どういった服を着るのが正解なの?と考えてしまうこともあるかと思います。
難しく捉えがちですが、イメージを掴むことができれば一気に着こなしに余裕ができるはず!
そこで、今回はセミフォーマルの服装についてご紹介していきます。
- 1.セミフォーマルな服装とは?
セミフォーマルとは記述した通りフォーマルより一つ格の下った『準礼装』にあたります。
結婚式はもちろん高級レストランやホテルでのパーティー、入卒式、式典など様々なシーンで着用が求められるドレスコードとなります。
シーンを並べてみると案外必要になる機会の多いドレスコードということが分かりますよね。
ではセミフォーマルとはどういった服装があるのかというと、フォーマルと同じく昼夜で服装が異なるのがポイントです。
【昼】セミアフタヌーンドレス、ワンピースなど
【夜】カクテルドレス、セミイブニングドレスなど
といったように、昼は露出を控えたドレス・夜は華やかさのあるドレスと時間帯によって着用する服装に特徴があるのが一般的です。
ドレスの他にもスーツ・和装など様々なスタイルがありますよ!
しかしセミフォーマルにふさわしいドレスというと、実は決まった形というものがないんです。
そこでより難しく感じてしまうかもしれませんが、ポイントさえ掴めば怖くありません。
- 2.セミフォーマルにおすすめな服装
では、ここからは『一体どういう服装がセミフォーマルに当てはまるの?』という部分にフォーカスしていきましょう。
まずセミフォーマルに適した服装は主に、
・ワンピース、セミアフタヌーンドレス
・セミイブニングドレス、カクテルドレス
・スーツ
となります。
上記の服装について、順を追ってご紹介していきます。
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2-1 ワンピースまたはセミアフタヌーンドレス
ポピュラーな服装と言えるのがワンピースです。昼夜で装いが異なるというのは上の項目でご紹介した通りなのですが、昼の装いにふさわしいのはこちらです。
ワンピースと一括りにしていますがどんなワンピースでもいいわけではなく、素材やデザインなどに高級感のあるものを選びましょう。
意識するポイントとしては、
・シルキーな生地やサテン地など、光沢感のあるもの
・ドレープやフリル、レースなどがドレッシーなデザインのもの
・袖のない場合はボレロやストールなどの羽織物を身に着け露出を控える
・スカートの丈は膝丈~膝下あたりのミディアム丈
・昼は露出を控えたワンピースにパール小物で上品に
といった部分を押さえれば選びやすくなるはずです!
2-2 セミイブニングドレスまたはカクテルドレス
夜に着用するドレスはこちらの二つが相応しい装いとなります。
昼の装いより華やかなものを選び、袖なしやロング丈でも構いません。
素材もシルクやシャンタンなど光沢があるものを選ぶといいでしょう。
アクセサリーなどの小物はジュエリー系のゴージャスで美しいものを身につけましょう。
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- 3. セミフォーマルでNGな服装
最後にセミフォーマルな装いで特に気を付けたい、NGな服装についてご紹介していきます。
「どういう服装が適すか」というのは上の項目でご紹介したのですが、タブーを把握しておけばより具体的なイメージにつながるはずです。
会場で浮いてしまわない最低限のチェック項目としては、
・結婚式なら「白」は控えるべし
・「生足」はNG
・オープントゥなどつま先や踵の見える靴は避ける
・露出の多い服装や派手すぎる服装もダメ!
・カジュアルになってしまう「プリント柄の生地のワンピース」
などです。今回は上記について説明していきます。
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3-1 結婚式なら「白」は控えるべし
言わずもがな、花嫁のウエディングドレスと色が被ってしまうため結婚式では基本的に白のワンピース・ドレスは避けたほうがよいでしょう。
3-2 「生足」はNG
フォーマルなシーンでは素足はNG。ストッキングもしくはタイツを必ず着用しましょう。
ヌードカラーのものが好ましく、厚手になりすぎないものを選びましょう。
3-3 オープントゥなどつま先や踵の見える靴は避ける
オープントゥなど、つま先や踵の見える露出多めの靴は着用を控えましょう。
フォーマルシーンでカジュアルすぎるサンダルやミュールなどの履物も避けたいところ。同じくブーツもカジュアルになるのでNGです。
なので、なるべく露出の少ないベーシックなパンプスを選ぶのがベストです。
また結婚式ではつま先が出る靴は「妻が先に出る」ということで縁起も良くないため、マナー面でも気を付けたいですね。
3-4 露出の多い服装や派手すぎる服装もダメ!
昼の装いで肩や脚などが必要以上に出る服装はNGです。ノースリーブのワンピースを選ぶ場合にはボレロやジャケットを合わせて着用しましょう。
ミニ丈のスカートなど、膝丈より短い裾のスカートも好ましくありません。
また光沢の強すぎる生地や主張の激しいドレス・アクセサリーも避けましょう。
夜の装いはノースリーブなどもOKで昼よりも華やかさを意識した服装が好ましいのですが、肩周りの出てしまうチューブトップや体のラインのはっきり出る服装など品のないものはNG!
落ち着きある上品なワンピースをイメージして選べば間違いがありません。
3-5 カジュアルになってしまう「プリント柄の生地のワンピース」
カジュアルな印象が強まるプリント柄の生地を使用したワンピースは、フォーマルシーンに相応しくないため選ばないようにしましょう。
生地と同色の刺繍やジャガードなど生地自体に柄の入ったものはOK!
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- ポイントまとめ
今回はセミフォーマルについてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。
要点さえ押さえておけばフォーマルシーンにふさわしい服装もイメージが掴みやすいはずです。
最後に簡単にポイントをまとめると、
・セミフォーマルは昼夜で身に着ける服装が異なる
・素足などのNG項目や過度な露出は避けて品よくコーディネートを纏めましょう
・決まった形はないのですが、上品なワンピースがセミフォーマルではおすすめの服装!
結婚式やパーティーシーンなどセミフォーマルが求められる場面も多いのですが、ポイントを掴んでふさわしいコーディネートに仕上げましょう!