輝く!50代女性ファッションのすすめ&アイテム別コーディネートのコツ
◆女性として益々魅力が成熟する50代。
自分らしさが明確になって、若い時よりも日々楽しく充実している方も多いのではないでしょうか。
あれもこれもと抱え込まず、うまく手放しができている女性は魅力的ですね。
一方、肌質が変わったり、体型の変化によって似合うファッションがわからなくなる方もチラホラ。
◆若さや勢いで着こなせていたファッションから、もっと自分らしく自然体のスタイルを見つけたいですね。
ここでは、素敵に魅せるポイントや、アイテムを選ぶときのコツ、とにかく持っているとおすすめのアイテムまでご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
素敵に魅せるキーワードはシルエット・高見え・色使い
自然体≠何もしてない
◆素敵なあの人。美の秘訣は?と聞いて、何もしてないのよー!なんて言われても実はやっています。
ただ、魅力的な人は意識することがあたりまえなだけなんです!
◆垢抜けるために大切なのは、ご自分の体のパーツの良さを活かすこと、コンプレックスを上手くカバーしてくれるアイテムを選ぶことです。
ポイントは、服のシルエット、高見え、色使いです。
身体の線を拾わないシルエットを選ぶ
◆二の腕、ウエスト、太もも、おしりなど、身体の線がくっきり拾わないシルエットを選びましょう。
筋肉や脂肪が付きやすい人は生地が厚めのものを、
細く貧相に見えがちな人はふんわりと立体感のあるシルエットのものを、
骨や筋が目立つ方はオーバーサイズで身体を華奢に見せるなど、ご自身の身体の特徴を確認し、一番綺麗に見えるシルエットを見つけてみましょう。
◆Tシャツ1枚を買うときでも試着するのがおすすめ。
このブランドから毎年でてるものなら間違いなし、Vネックはこの深さ、肩が落ちてないこのラインが細く見える!など、
お気に入りのポイントがわかると買い物時に迷わず、ショップのマネキンは素敵だったのになんか違う…を避けられたり、
ネットショッピングでも失敗を防げるようになります。
素材、手触りの良いもので高見えさせる
◆高見えのポイントは、素材感と手触りの良さです。どこかエレガントな雰囲気のあるものを選ぶのが良いでしょう。
まずは、カットソーは首元や袖口がよれにくいか、インナーは透けないか、スカートはシワにならないか、ニットは毛玉にならないか等品質を重視しましょう。
ちょっとしたダメージも若い時はカバーし着こなせましたが、大人の体型では粗が目立ちやすくなるので気をつけましょう。
◆飛び抜けて高いショップでなくても大丈夫。今はプチプラでも品質にこだわりのあるブランドもあります。
なめらかな艶があるもの、触り心地のよいものをうまく取り入れてみましょう。
使って良い色は3色以内
◆ベースになる色を決めたら合わせる色は2色まで、トータル3色以内にしましょう。
ベースカラーは白がおすすめ。
◆白は肌のくすみを飛ばし、コーディネートの主役にも引き立て役にもなり、抜け感も出してくれます。
白は白でも、真っ白が似合う人、やわらかいオフホワイトや生成りの白が似合う人もいます。
ショップの照明はやや黄味がかっていることが多いので、考慮して選びましょう。
◆多色使いは賑やかで元気な印象を与えるので、そういった雰囲気のある場所にならOKですが、
普段やちょっとしたお出かけ時は色を使いすぎないのが大人の余裕を演出し、こなれた感じになりますので意識してみてください。
アイテム別コーディネートポイント
さりげないのにおしゃれ!は作れる
自分の魅せ方の軸が整ったら、アイテムごとのコーディネートのポイントもおさえましょう。
なんとなく選んで結局着なくなってしまったり、何を買っていいかわからなくて買い物難民になりがちな人にも覚えておいて損はありません!
スカートスタイル
◆スカートを選ぶ際は、ウエストから腰回りの広がりをみるといいでしょう。
腰の位置が高めでスカートは太って見えてしまいがちな場合、
フレアスカートならウエストからタックやギャザーがないもの、もしくはすくないものがおすすめ。生地もやや張りがあるものが◎。
ストレートスカートなら太もものラインが出ないシルエットを選びましょう。
◆反対に身体が薄くお尻が下がって見えがちな場合は、ギャザーやプリーツが細かいもの、
柔らかい生地でふわりと広がるシルエットを選ぶと良いでしょう。
また、ウエストの位置を下げないよう意識するのも大切なポイントです。
パンツスタイル
◆パンツはスタイルやセンスの良し悪しがはっきり出るアイテムです。
パンツで重視するべきは、お尻のラインと丈。
どんなに素敵なコーディネートでも下着のラインがくっきり見えると残念です。
大人のたしなみとして、後ろ姿に配慮しましょう。
◆スタイルアップしてみえるポイントはセンタープレスです。スッキリと縦長が強調されメリハリがでます。
また、丈はくるぶしでチェック。
くるぶしを出した方が重心が上がってスタイル良く見えたり、
逆にくるぶしが見えると寸足らずにみえたり上半身が大きく見えてしまう場合もあるので、パンツを選ぶ際は必ず鏡を引き見て確認しましょう。
ワンピーススタイル
◆ワンピースのポイントはやはりシルエット。
例えばサックワンピースのような袋型のゆるやかなシルエットは、
体型をカバーしリラックス感もあり人気のデザインですが、首元の形や肩の位置、
さりげないウエストの絞り、裾のボリューム感でスタイルアップしてみえますし、反対にだらしなくもみえるアイテムにもなるので注意しましょう。
◆また、色は明るい色やビビッドな色にもぜひチャレンジしてみてください。
爽やかなブルーは肌に透明感を与え、夏におすすめのオレンジはイキイキとした印象で若々しいイメージとなります。
1枚で着るアイテムだからこそ、色の持つイメージを活用して楽しむのもおすすめです。
持っておくべき万能アイテム
普通の服をクローゼットにスタンバイする
◆服はたくさん持ってるのに、着る服がない…、素敵なスカートをはきたいけど何と合わせたらいいのかわからない、
いつもTシャツパンツのワンツーコーディネートでマンネリしている…そんなお悩みがあるとしたら、
クローゼットにあるものがスタンバイされていないのかもしれません。
◆それは、どんなボトムスにも合わせやすいプレーンなトップス、カラーカーディガン、ジャケットです。
是非、ご自分のクローゼットを確認して、ないものがあったら取り入れてみてくださいね。
プレーンなトップス
◆プレーンとは、柄や装飾のないカットソーやTシャツ、ニットのことです。
首周りや肩の位置、袖の形などご自身の上半身を綺麗に見せてくれるシルエットがわかったら、色は白を取り入れてください。
色違いで黒や紺、もしくはベージュや茶色など何枚か揃えるのもおすすめです。
◆何と合わせたら良いのか分からない、着る服がないと悩む方の多くはデザイン性のあるトップスばかり買っているケースが多いです。
気に入ったボトムスがあれば、同じショップには合わせやすいトップスも置いてありますので店員さんに聞いたり、
ネットショッピングでもおすすめのコーディネート写真があれば、何を合わせているのかチェックして検索してみてください。
カラーカーディガン
ワンツーコーディネートでマンネリになりがちな人は、カラーカーディガンがおすすめ。
さっと肩に羽織れば華やかで、顔色も色に引っ張られて明るく見えます。
またカラーカーディガンは、羽織らなくてもカバンからチラッと見せるとアクセントになったり、全体を引き締めてくれる効果も。
黒やグレーしか持っていない方は是非チャレンジしてみてください。
シンプルなジャケット
ジャケットは春先と秋口に大活躍します。
きれいめのアイテムはもちろん、ジーンズにあえてジャケットを合わせることでこなれ感も演出できます。
襟のないノーカラージャケットはどんなシーンでも合わせやすく女性らしさもありおすすめです。
選ぶ際、ジャケットはサイズ感が命です。
ジャストサイズがいいか、ややコンパクトで丈は短めがいいのか、リラックス感のあるタイプがいいのか等、
色々試着してお気に入りを見つけてみてくださいね。