【卒園式・卒業式】母親の服装準備に向けておさえるポイントとおすすめママコーデ
年が明けたらショップに並び出すセレモニーアイテム。まだ先だし…と先延ばしにしているといいなと思っていたものや、着たかったアイテムが売り切れていたり、手持ちのもので済まそうと思っていたけど周りのママや先輩ママの話を聞いて慌てて準備、なんてことも。
もちろん主役は子供達ですが、ママだってこの日を迎えられるのは感無量のハレノヒです。
おさえるポイントを事前にチェックして、品の良いその場にふさわしい服装を準備しておきましょう。
記念の写真にも残ります。自分らしさもプラスして思い出にのこる1日を過ごしてくださいね。
卒園式・卒業式の服装選びで知っておきたいポイント
式典にふさわしいセレモニースタイル
大事な節目の日。基本のマナーや場をわきまえつつも、こうしておけばよかった!とならない為のポイントもご紹介します。
<基本はセミフォーマル>
◆旅立ちの儀式である卒園、卒業式は入学式よりも格式が高いとされています。
準礼装のセミフォーマルは厳かな雰囲気にふさわしいスタイルです。
◆スーツ、ジャケットにワンピース、訪問着などがセミフォーマルにあたります。
スーツの場合、全身のカラーと素材を合わせるのが格の高い着こなしとなります。
スカートの場合、膝下か膝が隠れるくらいのミモレ丈がおすすめです。ロング丈は重厚感がですぎてしまう為避けましょう。
<素材に注意する>
◆マナーとしてラメや光沢の強すぎるもの、透け感のあるもの、綿やスウェット生地、デニム生地などカジュアルな素材は避けましょう。おすすめは、ウール、シルクブレンド、ツイードです。
◆ウールは上品で風合いもよく暖かく、時期的にもおすすめ。シルクブレンドの生地は程よい光沢感と滑らかさがあり、品良く女性らしさが際立ちます。
◆ツイードはラメ糸と混合されていたり、カラーバリエーションも豊富であり、華やかさもプラスされます。
また当日は座っている時間が長いので、シワになりにくい素材を選ぶのもポイントです。
<当日の動線や天候も想定する>
◆時期的にまだ冷え込む日も想定されます。
アウターも普段使っているダウンやカジュアルなものだと、外での撮影時に残念な印象に。落ち着いた色味のノーカラーコートや、ダークカラーのトレンチコートなどがおすすめです。
◆靴は雨の日でも履けるもの、ストラップのない脱ぎ履きのしやすいものが◎
◆手荷物バッグ以外にサブバッグがあると安心です。配られるパンフレットや書類、スリッパなどが入るので写真撮影時にもスマートです。
◆会場は冷え込む可能性が高いので、インナーやカイロで対策を。スリッパは底が厚めのものが冷えをブロックしてくれます。ただし、寒いからといってタイツはNG。ベージュのストッキングを着用しましょう。
<アクセサリーやコサージュ、ブローチで華やかさを出す>
◆厳粛な場ですが、暗いカラーでまとめると重たい印象に。
華やかさも意識してコーディネートしましょう。
◆定番のパールや、パールと地金を組み合わせたデザインなどで自分らしさの演出を。
◆ブローチは、オケージョン感が出るだけではなく、胸元にさりげなくつけることで目線があがりバランスよくみえます。お気に入りを一つ見つけておくと重宝します。
<インフォーマルの場合は着まわしやアレンジが効くアイテムを選ぶ>
◆1ヶ月後にやってくる入学式や、保護者会、参観日、会社での集まり等、着まわしが効くアイテムは重宝します。学校によってはセミフォーマルよりもインフォーマル(略礼装)が主流の場合もあります。
◆インフォーマルは、上下同カラー、同素材でなくてもOKです。
中でもインナーのボウタイブラウスは、スカーフにもリボン結びにも出来、雰囲気を変えられるので1つあるとおすすめです。
<トレンドを追いすぎない>
◆ゆるっとしたもの、オーバーサイズすぎるものや、トレンドのメイクで固めてしまうと後から写真を見たときに時代を感じてがっかりすることも。
服もメイクも盛りすぎず、シンプルにまとめるのが良いです。
ママの卒園式・卒業式おすすめコーディネート
服装マナーを守った上品なママコーデ
幼稚園・保育園のママさんならあまりカジュアル過ぎない卒園式ママコーデがおすすめ!小学校・中学校・高校の卒業式なら厳粛な式典に合わせたきちんと感のあるセレモニースタイルがおすすめです。式典に合わせた服装選びも大切なマナーとなっています。
王道のスタイルで品良く
◆ツイードのノーカラージャケットにブローチ+タイトスカートスタイルは定番ですが、質の良いものを選べば間違いなしの鉄板コーディネートです。ブローチは、カメリアデザインのブローチや、パールをあしらったもの、地金のシンプルなものなど、顔まわりが華やぎます。
◆また、センス良く着こなすポイントはジャケットの丈。着丈でバランスが変わるので、短め、ジャストサイズ、やや長めなどご自身の重心を引きでみるのがポイントです。
ハイブランドと普段使いしやすいアイテムのハイブリット
◆セレモニー用のバッグ、シューズ、ジャケットのコーディネートも素敵ですが、自分らしさを加えたいならワンポイントでハイブランドをうまく取り入れるのがおすすめ。
◆特にバッグは周りの人の視線にも入りやすく、小ぶりで質の良いシンプルなものは流石!とおもわせる印象です。ワンハンドルタイプのかっちりしたバッグは、ひとつあると活躍の幅も多いので持っておいて損はありません。
ネイビースーツ
◆基本はブラックですが、着まわしや入学式でも着用を考慮するならネイビーがおすすめ。ネイビーの中でも濃淡があるので、深い色ならより厳粛な雰囲気に馴染みますし、明るめのネイビーなら華やかさがUPします。同色同素材のスーツスタイルでも、インフォーマル(略礼装)でもOkです。
◆ただし遠目からや、写真で見ると顔が暗く見えがちなので、ヘアスタイルをアップにしたり、アクセサリーで顔まわりを華やかにするのを意識しましょう。
パンツスーツ
◆園や学校の雰囲気に合わせて問題なければパンツスーツもおすすめです。ポイントはパンツの太さ。細身のテーパードパンツならスタイリッシュに、太いワイドパンツではモードな雰囲気になります。センタープレスの入ったものにするとスタイルUPしてみえます。引きで見て、ジャケットの丈感でバランスをとりましょう。
◆パンツスタイルを選ぶなら、小物で女性らしさを加えると柔らかい印象になりビジネスっぽさを回避できます。
ワンピース
◆ワンピースを着る場合はジャケットを合わせるのが基本ですが、無しでも大丈夫な園や学校もあります。例年の雰囲気を先輩ママや先生に事前に確認しておくのが良いです。
◆カジュアルに見えないよう、生地に厚みのあるシルエットがキレイなものを選びましょう。ウエストの位置がハイウエストになっているものや、ややメリハリのあるデザインを選ぶと体系もカバーでき上品にまとまります。
スカート丈は膝丈か膝下くらいのものが◎
セットアップ
◆ジャケットの着用が正式ですが、カジュアルな雰囲気の園や学校ならきちんと感があり動きやすさも兼ね備えたセットアップもおすすめです。
普段使いもできるのが嬉しいポイント。
◆トップスにデザイン性のあるものを選ぶと華やかでこなれ感が出ます。
ペプラムやティアードになっているトップスや、ネックラインにパールがデザインされたもの、袖がひらりとしたデザインのものにすると写真にも映えます。
グレーのスーツ
◆黒やネイビーは重たくなって似合わない…とお悩みなら、明るいトーンのグレーがおすすめ。柔らかい印象になる上、着まわし力もあり入学式でも活躍します。
◆グレーを選ぶ時のポイントは、生地のしっかり感。ツイード素材は品も良く華やかでおすすめです。インナーは白のブラウスとあわせ、靴とバッグは黒で引き締めるのが◎