レセプションパーティーに招待された時の女性の服装は?マナーとポイント
◆レセプションパーティー。
あまり聞き慣れませんが、招待されたとなるとしっかりと準備して参加したいですね。
普通のパーティーと何が違うのか、どんな服装で行けば良いのか失礼のないように整えていきましょう。
◆ここでは、レセプションパーティーに着ていくのにおすすめな服装の選び方や、マナーやポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
レセプションパーティーとは?
◆レセプションには、
招待会・歓迎会といった意味があり、レセプションパーティーは企業がホストとなり、業界や企業の関係者となるゲストと社会交流を目的としたパーティーのことをさします。
コミュニケーションが目的のパーティーであり、業界によって様々な形態で開催されます。
◆大規模なパーティーが多く、会社の創立記念、新商品やサービスの発表、
新店舗オープンのお祝いなど、記念として行われ、多くの関係者が招待されます。
一般の人も入れるパーティーもありますが、基本的に主催者から招待状を送られた関係者のみのパーティーで格式も高く位置付けされます。
近年ではSNSで影響力の高いインフルエンサーや、開店後も引き続き通ってくれそうな顧客を招待するパーティーも開かれています。
◆今後の良好な関係を築いていくためにもマナーをもって参加しましょう。
服装の選び方・マナー
◆レセプションパーティーは企業自体やブランドのイメージが左右される大切なパーティーとなる為、
華やかでおしゃれな会場や豪華なホテルなどで開催されることが多いです。
多くの関係者とコミュニケーションが取れる大切な機会ですので、その場にふさわしい装いを選び失礼のないよう気をつけましょう。
業界に合わせる
◆その企業がレセプションを開いた目的をよく理解することが大切です。
◆フォーマル度を意識したビジネスライクな服装が基本ですが、飲食業界や美容業界、
アパレル関係などで雰囲気も変わるので、
合わせるTPOも変わりえるので注意しましょう。
例えば、アパレル関係ならそのブランドの商品を身につけるのが気遣いですし、飲食業界では料理が振る舞われることが多くあるので、
料理が取りずらい袖が垂れる服装は避けたり、動きやすさに配慮することもマナーとなります。
◆美容業界のパーティーで、いつも着ているスーツで参加したら周りのセンスの良い華やかさから
浮いてしまった…とならないよう気をつけましょう。
ドレスコードに合わせる
◆招待状にドレスコードが記載されている場合は、それに準じましょう。
◆主催者は関係者をおもてなしする側なので、一番格式の高いフォーマル(正装)な服装が想定されます。
参加する側は格を一つ下げるのがマナーですので、セミフォーマル(準正装)を選ぶと良いでしょう。
◆平服の指定があった場合、いつものビジネススーツやカジュアルな服装のことではなく、
かしこまりすぎない服装(略礼装)で結構ですという意味なので注意しましょう。
業界によってはブランドのイメージカラーや新商品のイメージカラーを取り入れたドレスコードもあり、マナーとセンスの見せ所となります。
露出度や華やかさのバランスをとる
◆業界にもよりますが、レセプションパーティーはビジネスの延長上にあることを忘れないよう注意が必要です。
◆清潔感や上品さを心がけ、好印象な装いを目指しましょう。
大きく背中や肩が空いたデザインや、深くスリットの入ったものや、短すぎるスカート丈は悪目立ちするので控えましょう。
また、当日挨拶やスピーチを依頼されている場合は、注目が集まり印象に残るので特に配慮が必要です。
おすすめの服装
ポイントやマナーをおさえたら服装をコーディネートしましょう。
具体的にどんなものを選べば良いのかご紹介します。今後も活用や着回しができるものなら嬉しいですね。
ワンピースドレス
◆おすすめで王道なのはワンピースドレスです。1着で完成するワンピースはシルエット選びが大切。
◆定番のAラインワンピースはメリハリがありスタイルUPしてみえ、さらにきちんと感も出ておすすめです。
スッキリと品よく見せてくれるIラインワンピースはこなれ感を出したい時に、体型をカバーしたい場合は
腰回りに切り返しのないサックワンピースならキレイめに着こなせるでしょう。
◆カラーは、業界の雰囲気に合わせて選ぶと良いです。重厚感のあるブラックやネイビー、優しい印象のアイボリー、
女性らしいダスティピンクや清潔感のあるダスティブルーなど演出したい雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。
アンサンブルスーツやセットアップ
◆ジャケット+ワンピースや、ジャケット+ボトムスなど同じ生地や同じカラーで作られたアンサンブルのスーツや、
上下セットで着れる様にデザインされたセットアップなら上品かつコーディネートに悩む時間も短縮できおすすめです。
◆ジャケットとのアンサンブルスーツは、普段ビジネススーツを着ている方でも抵抗なく着れるのと、
華やかな雰囲気も出るので周囲の方にも新鮮な印象を与えるかもしれませんね。
◆セットアップは着回しも効くので、シンプルなデザインのものが1着あると重宝します。
アクセサリーやバッグなど、華やかなアイテムを合わせると良いでしょう。
オールインワン
◆パンツ派の人にはオールインワンがおすすめ。
◆立食パーティーの時でも動きやすく、クールでマニッシュにコーディネートが完成します。
リラックス感のあるデザインも多いので、カジュアルに寄らないように気をつけましょう。
ウエストマークされているデザインを選んだり、靴はヒールのあるものを合わせ、バッグを小さめを選ぶとフォーマル度が上がります。
◆カラーはブラックやネイビーが定番でおすすめですが、ホワイトやアイボリーのオールインワンは、
華やかさと女性らしさ、清潔感もあり印象にも残るのでチャレンジしてみてください。
配慮するマナー
◆レセプションパーティーは公式なパーティーです。今後も円滑な関係を築いていけるように心配りが大切です。
積み上げてきた信頼を崩すことにならない様、マナーをおさえましょう。
手土産を用意する
◆手土産は必ず必要ではありませんが、主催者との関係性を考慮し用意すると良いでしょう。
持参する場合はお花やシャンパン、お菓子などが一般的です。
◆もし当日飾るスタンド花を贈りたい場合は、会場や店舗に設置できそうなスペースがあるのか確認した上で贈りましょう。
鉢植えや根のある花鉢は、長く続いてほしいという意味合いがあり喜ばれる贈り物です。
ご祝儀については、会費の有無によって持参するか決めても良いです。
到着時間にゆとりを持つ
◆当たり前ですが当日は会場に早めに着く様にしましょう。
主催者へお祝いの挨拶もありますし、受付の時間から関係者との交流の時間は始まっています。
失礼のないよう15分前くらいには到着できる様スケジュールにゆとりを持つと良いでしょう。
◆立食形式の場合は出入りが自由なケースが多いですが、乾杯の時間には間に合うのがベストです。
名刺を用意する
レセプションパーティーではビジネスでの新たなチャンスに出会える可能性もあります。
せっかくの機会にアピールできる様、名刺を用意しておきましょう。
食事時間のマナー
◆立食形式の場合は片手でお皿とグラスを持って移動するのがマナーです。レセプションパーティーのメインは食事ではなく交流です。
椅子が用意されている場合でも占領せずにたくさんの人とのコミュニケーションを心がけましょう。
◆仕事帰りに参加する場合、鞄は受付やクロークに預ける様にし、必要最低限のものが入る肩掛けのバッグを用意しておくとスマートです。