夏の結婚式はどんな服装で出席するの?服装マナー&コーディネートのコツ

SUMMER WEDDING


夏の結婚式
お呼ばれで気をつけたいこと

夏の結婚式。服装どうしよう?お呼ばれゲストの気をつけたいこと。

猛暑が続く昨今の夏、適した服装や汗対策…気になる事は盛りだくさん。
暑さや会場内の冷房対策に気を配りながらも、
夏の結婚式に合った服装・ドレスの色選びや、持参するアイテム選びなど、
夏の結婚式に出席する際に知っておきたい様々なポイントを御紹介します。

服装で気をつけたい事・NGアイテム

マナーを守りつつ、季節感を意識した涼しげなドレスが理想的

夏の結婚式のお呼ばれで意識したい服装のマナーや、
「こんな服装はマナー違反になるかも」というNGアイテムも解説していきますので、
夏の結婚式・二次会の服装選びに迷った際は、ぜひ参考にしてみてください。

涼しげなカラーがおすすめ

◆暑い夏の季節だからこそ、結婚式に参加する際のドレスは、
涼やかな色合いの寒色系のパーティドレスがおすすめです。
夏だからとはいえ、過度な露出はよくありません。
涼しげで爽やかな素材のものや見た目で涼しげなカラーを選ぶのもポイントのひとつ。

​◆また、汗をかいた時に心配になる「汗ジミ」が目立たない色のドレスを選ぶことも重要です。
グレー、茶、ベージュ系やの色味や、汗ジミが目立ちやすいので避けた方が良いかもしれません。

おすすめの涼しげ素材

​◆シフォン→シワになりにくく、柔らかな着心地。
程よい透け感が上品で年代問わず着こなしやすいです

​◆レース→色、柄が豊富で眺めているだけでも楽しい、
華やかなが魅力です。

​◆チュール→エアリーな質感が夏にぴったりの素材です。

汗が目立ちにくいドレスを選ぶ

​◆汗が気になる夏は、「汗ジミ対策」をしっかりとして挙式や披露宴に参加したいですね。
袖のあるドレスは汗ジミが目立ちやすいですが、 ノースリーブのドレスは汗をかいても目立たず、
処理もしやすいため、夏の結婚式にはおすすめです。

​◆また、タイトなシルエットのドレスは身体にぴったりと密着し、
汗が付着しやすい特徴があります。
なるべくゆったりとしたデザインのものを選ぶのが良いでしょう。
選んだドレスがタイトシルエットの場合は汗取りパットや汗取り付きのインナーの着用もおすすめです。

招待状

​◆「開始時間や場所は確認したし、招待状を持っていなくても会場に入れないわけじゃないから大丈夫」と思っていても、 ホテルなどの広い会場の場合、宴会場の名前などがわからなくて困ってしまうことも。
また遠方からの参列の場合、慣れない土地で予期せず迷ってしまう可能性もあります。

​◆思わぬ勘違いなどでの遅刻を避けるためにも、会場の場所や、
日時が正確に記された招待状は持参しておきましょう。

会場で着替えてもOK

夏の結婚式に出席する際は、挙式式場に到着するまでに汗をかいてしまうことも。
会場に着いてから着替える場合は、時間に余裕をもって行動しましょう。
挙式や披露宴に遅れてしまうことがないように注意が必要です。

ヘアアレンジはアップがおすすめ

夏の結婚式に出席するゲストは、服装だけでなく髪型やヘアアレンジも暑さを考慮する必要があります。
顔まわりは特に汗をかきやすいため、おろした髪の毛が顔や首元にべったり貼り付いたり、
髪を巻いてもカールが取れてしまったり、とアクシデントが起こりがち。
すっきりとしたアップスタイルに整えて、顔や首元に汗をかいても拭けるようにしておきましょう。

肌の過度な露出はNG

◆夏のおしゃれ着は、肌の露出度の高いものが定番ですが、結婚式はあくまでフォーマルなシーン、過度な露出はマナー違反となります。
ノースリーブのドレスを着る場合は必ず、それ1枚だけで着ることは避け、ストールやボレロなどの「羽織もの」をあわせましょう。

​◆短すぎるミニ丈、肩や胸元、背中を大胆に露出したデザインの服装などは不適切なのでご注意ください。

サンダル・オープントゥはNG

夏の服装と言えば、素足にサンダルといったラフな足元をイメージする方も多いのではないでしょうか?
結婚式のようなフォーマルな場では、足元も露出を避けるようにしましょう。
サンダルやつま先がみえる靴、かかとが出ているミュールは基本的には好ましくありません。
一方、たとえフォーマルスタイルの靴を履いていたとしても素足は避けましょう。
お肌を露出しないことがマナーですので、
必ずお肌の色に合う薄手のストッキングの上からパンプスを履きましょう。

当日持っていくと便利なアイテム

ここからは、あると便利な持ち物や、万が一のトラブルにも対応できるアイテムをご紹介します

ハンカチやハンドタオル

​◆夏の結婚式では、挙式の最中にも汗をかいてしまう可能性があることから、
フォーマル用のハンカチを用意しておきましょう。
しかしフォーマル用のハンカチは、あまり吸水性に優れていない場合もあり、
たくさん汗をかく夏の結婚式には、それでは十分でないことも多いようです。
心配な方は汗をきちんと吸い込んでくれるハンドタオルを準備しておくのがおすすめ!
ただし、大きなサイズ感のタオルを持ち歩くのはNGです。
なるべくコンパクトな物を選び、汗を拭きとるときもできるだけ人目を避けてさりげなく拭いましょう。

絆創膏

結婚式のゲストのトラブルで意外と多いのが靴擦れです。
履き慣れない靴で動き回るため、かかとが擦れて皮がむけてしまうことも。
痛みを緩和するためはもちろん、ドレスや持ち物を血で汚してしまうことがないように、 絆創膏を持っていきましょう。
切り傷用に普通の絆創膏と、靴擦れ専用の絆創膏を用意しておくと便利です。

ボレロやストール

​◆​先ほどもご紹介したように、ボレロやストールなどの羽織ものは汗ジミ対策、
肌の露出をさけるという点でノースリーブのパーティドレスを着る際にはかかせません。

​◆また、結婚式場は空調が強めに効いていることがあります。
暑さ対策だけでなく冷房対策としても、羽織ものをかならず用意するようにしましょう。

扇子

◆扇子は、小さくたためてバッグにもおさめやすく、夏の結婚式の暑さ対策グッズとしてとても便利です。
「骨」の素材に白檀などの香木が使用されているものは、仰げばほのかな香りが漂い、暑さが癒やされます。

​◆着物を着用する場合にかぎらずドレス着用の場合でも、扇子は持参することをおすすめします。

制汗アイテム

​◆制汗スプレーや制汗シートといったアイテムは、汗を効果的に抑えられます。
夏は結婚式に必須の持ち物として、きちんと用意しておきましょう。
ただし、これらのアイテムをパーティーバッグに入れるのは難しいので、サブバッグを持っていくようにしてください。

​◆挙式がはじまる前にさっと使って、サブバッグはクロークへ預けておきましょう。
結婚式会場で使いたくなったときには、スタッフへ声をかけてサブバッグをクロークから取り出してもらってください。
完全に汗をとめることはできないまでも、少しでも快適に結婚式に参列できるはずですよ。

メイクポーチ

​◆夏の結婚式では自宅でばっちりメイクをしても、
会場に着く頃には暑さや汗でせっかくのメイクが崩れてしまっている……という可能性もあります。
あらかじめ、メイクの段階でなるべく化粧くずれしにくいように対策しておくとよいでしょう。
あわせて、会場に着いてから崩れたメイクをお直しするためメイクポーチを持参することをおすすめします。

​◆天気や気温によってはかなりしっかりとお直しが必要になる可能性もありますから、
荷物はかさばりますが道具一式を持っていくとよいでしょう。
こちらも制汗アイテムと同様に、パーティーバッグにすべて入れようとするのではなくサブバッグをうまく活用しましょう。

着替え

​◆結婚式に向けてせっかく準備したドレスなのですから、
暑い帰り道で汗だくになって、 お気に入りのドレスを痛めてしまうのは避けたいですよね。

​◆その対策として、帰りの着替えを持参しておくのはおすすめです。
少し荷物は増えてしまいますが、長時間慣れないドレスを着て疲れた身体を、
楽にして帰ることができるのもメリットの1つですね。
ただし、会場によっては着替える部屋を用意していないことも多いので、
事前に新郎新婦に相談すると良いでしょう。

まとめ

​◆「夏の結婚式」に参列するゲストは、フォーマルシーンにふさわしいスタイルを心がけ、
暑さや汗、日焼け、冷房などへの対策をよく練っておくことが大切です。

​◆暑い夏の挙式だからこそ、さわやかなスタイルで、新郎新婦の門出を祝うことができると素敵ですね♪